三連休に、さっそく出かけてみようと思っていた。
でも、たまっている仕事もあり、家事もあり。
行き先も決まらないまま、時間だけが過ぎていった。
結局、遠くへは行かなかった。
それでも、何か一歩を踏み出したくて。
そう思って、近所の本屋へ行った。
東京を歩くことをテーマにした本が目に入った。
街を散歩した記録や、路地の話、昔の東京の話。
そんな本を三冊ほど選んで買った。
カフェでページをめくりながら思った。
今日は寒さや気分に負けて、
実際にはどこにも行けなかったけれど、
こういう日も、たぶん無駄じゃない。

夫は、
「あなたは忙しい人なんだから、行く時間取れるの?
本を読んで満足して終わりそうだね」
そう言って笑っていた。
街を歩く前に、
街のことを知ろうとしている時間。
そんな準備みたいな一日だった。
この日に読んでいたのは、こんな本たち。